
コッキントン村は1086年に発行された"Domesday Book England"という英国全土の国勢調査書に載っている古い村だ。 2004年に訪れたが、”イングランドで最も可愛らしい村 The prettiest village in England”と呼ばれる通りの印象だった。 あの時は18時過ぎの訪問で「またいつかゆっくり」と思い続けてきた。
今回はクラフト・センター(Cockington Court Craft Centre)でのショッピングもお楽しみの一つだ。10時丁度、クラフト・センターのパーキングに着く。
クラフト・センターは3つに分かれている。一番奥にある"Sea Change Studios"は昨年の6月に完成したばかりで、モダンな建物だ。
まだ開店準備中の店もある。買うのは帰りにするとして、品定めだけする。
"Devon Guild of Craftsmen"という各種クラフトを揃えたお店に入る。
Penny Simpsonという作家のハンドメイドの"Ceramic Tile"が気に入った。
知人3人分と自家用の4点を求めることにする(写真右)。
"Cockington Chocolate Company"のチョコレートがお土産になりそうだ。
「日本へのお土産にして、融ける心配はないか?」訊いてみると「大丈夫」とのことで詰め合わせを2つ求めることにする。
他にもギャラリー、テキスタイル、家具などかなりの高級品店が並んでいる。
Sea Change Studiosを出て、階段を下りると"Rose Garden"がある。25m×40mほどの壁に囲まれたガーデンでは今正にバラの満開を迎えている。
ガーデンの外周のオベリスクとオベリスクの間にロープを張り、つるバラを這わせてある。見事だ(写真上4枚)。
ローズ・ガーデンに隣り合って2つ目のクラフト・センター"Stable Yard Studios"がある。細長い中庭を囲みロの字に元厩舎が囲んでいる。
赤い色の石を積み上げた壁が素朴で良い雰囲気を醸し出す。様々なアイテムが飾られている。壁にはハンギングバスケットが吊り下げられ、
壁際には草花のコンテナが飾られている(写真下5枚)。
鍛冶屋に面白いものが沢山ある。ガーデン・ファーニチャーやオーナメント類が垂涎物だが、余りに大きく、重い。涙を呑む。
ガラス工房もある。素晴らしい作品が見つかるが、こちらも重過ぎる。残念至極。
"Rocking Horses"の専門店もある。
日本でいう”春駒”(写真右 大阪府立大型児童館HPより)と全く同じようなおもちゃが置いてある。子供が跨いで遊ぶおもちゃだ。
"The Traditional Hobby Horse"と謳っている(上記ホームページの一番末尾に載っている)。春駒も平安時代からあるというからその共通性に驚く。
革製品の"Artisan Leather"という小さなお店で良い物が見つかる。
友人と自分用にベルトを2本。友人の奥様にブックカバー(商品名は"Notebooks")と栞をセットにしてもらう。ハンドメイドが良い。
3つ目のクラフト・センターはローズ・ガーデンとStable Yard studiosの東のマナーハウス(Cockington Court)の中にあるが、ショッピングはここまでとして
広大なカントリー・パークの散策をしよう。
マナーハウスの直ぐ南に"Church of St George and Saint Mary"という長い名前の教会が建つ(写真下左)。その歴史を1069年に遡るという。
林の小道を西に進むと門番小屋(Gate Cottage)が現れる(写真下左から2枚目)。そこから南に歩を進め、森の中を歩くと"Gamekeeper's Cottage"に行き着く(写真下右2枚)。
1517年の建築で1900年代の初めまで狩猟の猟場の管理や猟の準備をするゲームキーパーが住んでいたという。
屋根下の格子に組んだ部分に獲った獲物をぶら下げて置いたのだという。なかなかに立派な建物だ。
この周囲の森も獲物を育てるために1800年頃植樹されたものだという。
門番小屋に戻り、村の散策に移る。村の中心部にある家は全て茅葺のまま残されている。それぞれ個性的だ。玄関ポーチの屋根が素敵な家がある(写真下左)。
庭も美しい。ピンクの壁のティー・ショップは"Weaver Cottage"の看板がある(写真下左から2枚目)。機織職人のコテージだったのだ。
ギフトショップ(写真右から2枚目)の看板には"Old Granary"の文字がある。穀物倉庫だったのだ。
反対側には"Cockington Forge"が建っている(写真下右)。実にユニークな形をしている。元は鍛冶屋だ。今も真鋳の馬具とか金属製の小物などが沢山置かれたお店だ。
こちらのピンクの壁の家は玄関アーチに"Rose Cottage"の文字が見られる(写真下左)。現在はティー・ガーデンのようだ。
写真下左から2枚目はギフトショップOld Granaryの側面だ。間口は狭いが、奥行きはあるのだ。穀物倉庫だったことが頷ける。
その奥にもティールームがある(写真下左から2枚目)。村中観光施設なのだ。その奥に広い芝の広場を前庭にした
"Drum Inn"が見える(写真下右)。
随分大きな建物だ。設計はあの売れっ子建築家 エドウィン・ランチェス(Sir Edwin Lutyens)なのだ。1936年の建築だ。
マナーハウスの敷地に戻り、広大な芝の緩やかなスロープをマナーハウス目指して登っていく(写真下左)。マナーハウスは17世紀の建築だ。
芝の広場の一角に変わった建物が現れた(写真下左から2枚目)。どうやらこの芝の広場はクリケット場(Cricket Pitch)のようだ。
ほとんど平らなところはないがこれで良いのだろう。そして、この建物は"Cricket Pavilion" 、選手控え室兼観客席という訳だ。
再びローズ・ガーデンを通り、クラフト・センターでチョコレートとタイルを求める。クラフト・センターとパーキングの間に"Organic Kitchen Garden"がある。
イギリス人はオーガニックがとても好きなようだが、本格的に”オーガニック”を名乗るガーデンは経験上余り美しくない。
しかし、念のため覗いてみる。案の定、美しいとは言えない(写真下右2枚)。
| Address | Cockington Villag, Cockington, Torquay, Devon TQ2 6XA |
| Telephone | 01803 520022 |
| Web Site | Cockington Country Park |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
「旅行記」もご覧ください。
